「ネガティブ」っという言葉。
みなさんはどのようにとらえていますか?
「マイナス」「後ろ向き」「行き詰まり」「つらい」 そんな感覚を持っている方も多いかと思います。そんな感情はいらないっと思っている方もいることでしょう。
そしてネガティブが、本当は自分のためになっているとしたら、どうでしょう?少しだけ見方が変わってきませんか?
「人は変化を嫌う動物だ」と言われています。変化をすることで起こりうる危険を回避したいと思う動物っと言い換えられるかもしれませんね。それはそうですよね。大自然の環境に裸でポイっと一人おかれたら、身の危険を感じることでしょう。
本能的に危険を回避したいから変化を好まない。そうしてこれまで経験してきた環境、行動、その結果を基に生まれた様々な思考パターンの一部は危険を回避している、無意識的に皆さんを守っているものでもあります。
皆さんがもつその思考パターンに合わない時に心の奥で発生する小さな衝動。それが次第に大きくなり認知されたもの。それがネガティブ感情ともいわれます。
本来自分を守る目的もある感情ですから、よいのでは? しかし、そのまま抱いていては生きづらいと感じる事もままあります。
そこでこう問いかけます。
「ネガティブくん、あなたは何を大切にしているの?」「そうすることで、何を得ようとしているの?」「それを得るために他の方法はないのかな?」※~しないこと のかわりに ~すること で答えてもらいます。
きっとネガティブくんは答えてくれることでしょう。
ゴールに向かうとき、人生を歩むとき、ネガティブくんもいつも共に歩んでくれている、あなたの一部です。ネガティブくん(自分の一部)の存在を認めてあげましょう。我慢する、無視する、覆い隠す のでなく、向きあい話を聴いてあげましょう。些細な事かもしれない、大きな事かもしれない、これまで気づいてこなかった何かかもしれない。きっとあなたに役立つ何かを与えてくれることでしょう。
ネガティブくんは、他のだれのものでもありません。あなたの一部です。たまにはねぎらってくださいね。
「ありがとう、君は何を言いたかったの?」

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